北欧デンマーク通信
デンマークの教育や生活、働き方、制度やデンマーク人の考え方について
こんにちは!デンマーク公認ライセンスガイド・通訳・コーディネーターのウィンザー庸子です。
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デンマークの人口は約580万人で、これは兵庫県の人口規模とほぼ同じとなっています。ちなみに、コペンハーゲン市の人口は市内が約65万人、市外の住宅地なども入れたコペンハーゲン圏では約130万人で、これは神戸市の人口規模に匹敵します。国土の大きさは九州くらいです。
我が家には、デンマーク人の主人、デンマーク人でもあり日本人でもある、中学校1年生と、4年生の男子2人と、1歳のちょうどお誕生日の日から保育園に入った3歳の女子1人と、日本人の私がいます。
そこで私たちがデンマークで生活する中で感じる、デンマークの教育や、仕事や、生活や制度、デンマーク人の考え方について、お話したいと思います。
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コペンハーゲンでアンデルセンの軌跡を巡る一日
日本でも「みにくいアヒルの子」や、「人魚姫」、「マッチ売りの少女」等の童話で知られるアンデルセンは、デンマークの作家です。
デンマーク第3の都市オーデンセで、病気の靴職人のお父さんと、洗濯婦のお母さんから生まれたアンデルセンは、14歳の時にオペラ歌手かバレーダンサーになることを夢見て、コペンハーゲンに上京しています。
貧しい出自から身を起こし、貴族や裕福な商人の庇護を受けて創作活動をしたアンデルセンは、貧しい人の苦しみと、恵まれた環境の人の生活の両方を知っていた為に、文化や世代を超えて世界中の人に親しまれる作品を書くことが出来たと言われています。
「みにくいアヒルの子」のモデルは自分自身だそうです。また、貧しい人の安らぎが市の先にしかないことを知っていたことから、特に初期の作品には、「人魚姫」や「マッチ売りの少女」のように、主人公が最後に死を迎えるストーリーが多くあります。
デンマークの首都コペンハーゲンには、アンデルセンが愛した場所が沢山あります。
今日は、デンマークが誇る童話作家ハンス・クリスチャン・アンデルセンの軌跡を巡る観光スポットをご紹介します。
1.コンゲンスヘーウのアンデルセン像
離宮ローゼンボー城Rosenborg slotに続く、その名も「王様の庭」を意味するコンゲンスヘーウKongens haveには、本を片手に座っているアンデルセン像があります。
住所
Sølvgade
1050 København K
2.代表作「人魚姫」像
アンデルセンの代表作の一つ「人魚姫」は、1913年生まれのデンマークの看板娘です。いつも海外からの観光客で賑わっています。ビールのカールスバーグの創業者の息子が、王立バレー団の人魚姫に感動して寄贈しました。制作者はエドワード・エリクセンで、人魚姫の身体のモデルになった奥様は、岡田真澄さんとEHエリックさんの伯母さんに当たる方だそうです。
住所
Langelinie
2100 København Ø
3.王立劇場(オールド・ステージ)
コペンハーゲンの中心地コンゲンス・ニュトーウKongens Nytorvにある王立劇場(新王立劇場ではなく、オールド・ステージの方)は、1748年に設立されました。アンデルセンや、哲学者のソーレン・キルケゴーは常客だったそうです。現在では王立劇場では、主にバレーやミュージカルの公演が行われています。
住所
Kongens Nytorv 9
1017 København K
4.ニューハウン
コペンハーゲン髄一の観光地ニューハウンNyhavnは、実はアンデルセンが愛した場所でもあります。アンデルセンは、ニューハウンの20番、67番、18番に住んでいたことがあります。
橋の近くの赤い建物である20番の門の上には、アンデルセンが初めて童話を書いた際に住んでいた場所という記念碑もあります。
18世紀に建設された、その名も「新しい港」を意味するニューハウンは、元々は海の男達が陸に上がって女性やお酒を楽しむ場所でした。その後再開発が進んで、現在では、旅行者の方も地元っ子もリラックスしてデンマーク伝統料理やビールを楽しむ開放的な港町となりました。
住所
Nyhavn 1-71
1051 København K
5.アシステンス墓地
コペンハーゲンの多様性を体現するノアブロNørrebro地区には、1760年に、アシステンス墓地Assistens Kirkegårdが建設されました。周りの喧騒が嘘のような、この静かな都会のオアシスには、アンデルセンや、哲学者のソーレン・キルケゴーが眠っています。
住所
Kapelvej 2
2200 København N
6.ラウンドタワー
1642年にクリスチャン4世がカシオペアを発見した天文学者チューコ・ブラーの為に建設したラウンドタワーRundetårnは、欧州最古の、現在も使用されている天文台です。ラウンドタワーの高さは36mで、スロープと階段で上ると、コペンハーゲンが一望できます。
ラウンドタワー内には図書館があり、アンデルセンもこの図書館をよく訪れて、創作活動のインスピレーションを得たと言われています。
更に、ラウンドタワーには、トリニタティス教会Trinitatis kirkeも併設されており、足を休めて憩いの時を過ごすことが出来ます。
住所
Købmagergade 52A
1150 København K
7.デン・リレ・アポテック レストラン
最後に、アンデルセンが愛したレストランで、デンマーク伝統料理をお楽しみいただくのはいかがでしょうか?
1720年創業のデン・リレ・アポテックは、コペンハーゲンでもっとも古くからあるレストランで、アンデルセンが常客だったことで知られています。
お気に入りの奥の席が先客で埋まっていると、アンデルセンは機嫌を悪くしたそうです!
1854年にこのレストランで毎日食事をとっていたアンデルセンは、昼食を食べながら、「みにくいアヒルの子」を書きあげました。
アンデルセンのお気に入りのメニューは、3種類のニシンのオープンサンドイッチだったそうです。
住所
Store Kannikestræde 15, 1169 København
ホームページ
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北欧デンマーク通信
北欧の福祉や環境政策、さらには心地良いを意味するヒュッゲで知られるデンマーク。
国民みな共働きでワークライフバランス重視の考え方、生き方の、実際どうなの?を、
2003年からデンマークに在住の公認ライセンスガイド・通訳・コーディネーター&主婦で3人の母親の、
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