デンマークが誇る世界の知育玩具レゴと、デンマークとは思えないレベル（失礼！）の遊園地レゴランド

北欧デンマーク通信

デンマークの教育や生活、働き方、制度やデンマーク人の考え方について

こんにちは！デンマーク公認ライセンスガイド・通訳・コーディネーターのウィンザー庸子です。

北欧デンマークで私が見聞きすること、感じることをお話しています。

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デンマークの人口は約580万人で、これは兵庫県の人口規模とほぼ同じとなっています。ちなみに、コペンハーゲン市の人口は市内が約65万人、市外の住宅地なども入れたコペンハーゲン圏では約130万人で、これは神戸市の人口規模に匹敵します。国土の大きさは九州くらいです。

我が家には、デンマーク人の主人、デンマーク人でもあり日本人でもある、中学校1年生と、4年生の男子2人と、1歳のちょうどお誕生日の日から保育園に入った3歳の女子1人と、日本人の私がいます。

そこで私たちがデンマークで生活する中で感じる、デンマークの教育や、仕事や、生活や制度、デンマーク人の考え方について、お話したいと思います。

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デンマークが誇る世界の知育玩具レゴと、デンマークとは思えないレベル（失礼！）の遊園地レゴランド

日本の子供達にも何世代にも渡って親しまれている知育玩具レゴは、デンマークが誇る世界市場を持つ企業です。

レゴは、非常にシンプルな構造と、無限の可能性を持つことから、文化や年齢を問わず、世界中の多くの子供や大人を魅了してきました。

レゴは1930年、デンマーク西部の、ドイツと地続きのユトランド半島にあるビルンBllundという町の大工さんの工房で作られました。住宅を建築する仕事がうまく行かなくなったので、それを補う為に、木製の積み木を作り始めたのです。

ところが、大工仕事の補完にと始めた木製の積み木が大変な人気を博したので、木製の積み木を専業で創ることにし、会社の名前をLEGOと名付けました。

LEGOというのは、デンマーク語で、良く(godt)遊ぶ(lege)という意味の2つの動詞を掛け合わせた文字です。シンプルなおもちゃの特徴をよく表すネーミングでした。

レゴの創業者である大工のオーレ・キアク・クリスチャンセン氏は、広い視野を持った人物でした。新しい素材として戦後広く普及し始めたプラスティックに目を付け、1949年、型にプラスティックを注入する製造方法で、現在のレゴブロックを創り上げました。

1968年には、レゴの本社があるビルンの街に、レゴをテーマとした遊園地、レゴランドLEGOLAND が開園しました。レゴランドには、世界の有名な建造物がレゴで再現されているエリアや、レゴの世界を体験できる様々な乗り物があります。

私が家族と一緒に初めてレゴランドに行った時は、正直、そのレベルの高さに驚きました。デンマークの遊園地なので、きっと昔ながらの懐かしい花屋敷的な遊園地で、屋外に、回る遊具や上がったり下がったりする遊具があるのだろうと思っていましたが、予想が良い意味で見事に裏切られました。

レゴランドには、ディズニーランドのように、屋内で映像やロボットでその世界観が語られる、ただ動くだけではないアトラクションが沢山ありました。郊外にゆったりと作られていることから、規模も、首都のど真ん中にあるチボリ公園の何倍もありました。

更に2021年には、レゴの映画の世界を空飛ぶシアターで体験する、レゴ・ムーヴィー・ワールドもオープンし、アトラクションはますます充実しています。

https://www.legoland.dk/en/explore/the-park/areas/the-lego-movie-world/

レゴランドはデンマークに留まらず、イギリス、ドイツ、日本、マレーシア、アラブ首長国連邦（ドバイ）、アメリカ（カリフォルニア、フロリダ、ニューヨーク）にも設立され、人気の遊園地となっています。更には、韓国、中国（上海、四川）、イタリア（ガーダランド）でも建設中です。

レゴランド

住所

Nordmarksvej 9

7190 Billund

ホームページ

https://www.legoland.dk

更に、レゴランドのすぐ近くに2017年にオープンしたレゴハウスLEGO Houseには、2500万ピースのレゴが集められ、大人も子供もレゴで遊んだり、レゴでできた車に乗ったり、レゴでできた作品を見たり、レゴの形をした食事をレストランで食べたり、屋上のレゴをテーマにした公園で遊ぶすることが出来ます。

デンマークの建築家ビヤーケ・インゲルスBjarke Ingelsが設計した、レゴハウス自体が、カラフルなレゴブロックでできているかのようなデザインです。

レゴハウス

住所

Ole Kirks Plads 1

7190 Billund

ホームページ

https://legohouse.com

レゴランドやレゴハウスのそばには、用途と予算に合わせて選べるホテルが複数あります。

折角レゴのお膝元に来たのだから、レゴの世界をたっぷり味わいたいという方には、レゴランドと直結している高級ホテルでレゴをテーマにしているホテル・レゴランドや、レゴでできたお城のような外観のレゴランド・キャッスル・ホテルがあります。

ホテル・レゴランド

https://www.legoland.dk/en/

レゴランド・キャッスル・ホテル

https://www.legoland.dk/overnatning/her-kan-du-bo/legoland-castle-hotel/

また、私のうちのように、人数も多いし、レゴの世界を体現しながらも、お手頃な価格で、家族が一緒の部屋に泊まれるホテルを希望される方には、二段ベッドが複数あって3世代でも一緒に泊まれる部屋もある、レゴランド・ホリデー・ヴィレッジがあります。レゴランド・ホリデー・ヴィレッジも、お手頃とは言え、レゴをテーマにした公園があったり、広い庭で遊べてとても楽しい所です。

ただ、レゴランドから歩いて20分くらいの所にあるので、例えば、おじい様やおばあ様や小さいお子さんが一緒で、レゴランドから直行でホテルに着きたいといった方には、ホテル・レゴランドがお勧めです。

レゴランド・ホリデー・ヴィレッジ

https://www.legoland.dk/overnatning/her-kan-du-bo/legoland-holiday-village/

レゴランドやレゴハウスがそのすぐそばにあるビルン空港には、デンマークの首都コペンハーゲンだけでなく、ヨーロッパの主要な都市から直行便が出ています。私としては是非コペンハーゲンも楽しんでいっていただきたい所ですが、欧州の他の旅行のついでに、コペンハーゲンを経由せずに、ビルンにだけ立ち寄ることも可能です。

レゴランドやレゴハウスは、レゴで遊んだことがあるお子さんやかつてお子さんだった大人の方は間違いなく楽しめる場所です。レゴランドやレゴハウスには、もちろん大きなレゴショップがありますので、レゴの世界を思いっきり楽しんだお子さんにきっとお土産をねだられることは覚悟してくださいね！

コペンハーゲンしか行かないという旅行者の方には、コペンハーゲンの目抜き通りストロイエ通りの真ん中にある、レゴのフラッグシップ・ショップをお勧めしたいと思います。

お土産にもちょうどいいサイズと価格の、コペンハーゲンだけでしか買えない、童話作家アンデルセンの世界を再現したレゴのセットが売られています。

レゴ・フラッグシップ・ショップhttps://www.lego.com/en-us/stores/store/copenhagen

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北欧デンマーク通信　

北欧の福祉や環境政策、さらには心地良いを意味するヒュッゲで知られるデンマーク。

国民みな共働きでワークライフバランス重視の考え方、生き方の、実際どうなの？を、

2003年からデンマークに在住の公認ライセンスガイド・通訳・コーディネーター＆主婦で３人の母親の、

ウィンザー庸子がお伝えします。

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