デンマーク観光ハイライト―デンマーク最大のドームを持つ大理石教会

北欧デンマーク通信

デンマークの教育や生活、働き方、制度やデンマーク人の考え方について

こんにちは！デンマーク公認ライセンスガイド・通訳・コーディネーターのウィンザー庸子です。

北欧デンマークで私が見聞きすること、感じることをお話しています。

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デンマークの人口は約580万人で、これは兵庫県の人口規模とほぼ同じとなっています。ちなみに、コペンハーゲン市の人口は市内が約65万人、市外の住宅地なども入れたコペンハーゲン圏では約130万人で、これは神戸市の人口規模に匹敵します。国土の大きさは九州くらいです。

我が家には、デンマーク人の主人、デンマーク人でもあり日本人でもある、中学校1年生と、4年生の男子2人と、1歳のちょうどお誕生日の日から保育園に入った3歳の女子1人と、日本人の私がいます。

そこで私たちがデンマークで生活する中で感じる、デンマークの教育や、仕事や、生活や制度、デンマーク人の考え方について、お話したいと思います。

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デンマーク観光ハイライト―デンマーク最大のドームを持つ大理石教会

1754年に、その当時の歴史に残る建物を幾つも設計したニコライ・エイクトヴィドが設計した大理石教会は、デンマークの首都コペンハーゲンにある、王家の居城アメリエンボー城の目の前、そして運河を挟んだ正面の対岸にオペラ座を見る位置に建てられています。

ノルウェーの大理石をふんだんに使って造られた大理石教会は、その後フランスの建築家ハルディンが引き継ぎ、戦争で資金が尽きて中断した後に、金融で財を成したティエットゲンが資金を提供して、1854年に完成しました。完成に実に100年の歳月を有したのです。

大理石教会は、建設時の王様の名前を取って、フレデリクス教会とも呼ばれています。このような歴史を持つ大理石教会は、日曜日や祝日にはミサが行われ、檀家の方の結婚式やお葬式、堅信礼や洗礼式も行われる、デンマーク国教会の教会として現在も機能しています。また、一般に開放されており、誰もが無料でミサに参加したり観覧することが出来ます。ミサの間は教会の門は閉められるので観覧だけをすることはできませんが、ミサには旅行者を含め誰でも参加することが出来ます。観覧はミサや行事が行われていなければ、17時まで可能です。

教会の中に入ると、天井のドームの中心を囲むように並ぶイエス・キリストの12使徒を、その下の窓から薄暗い内部に差し込む光が照らしています。

円形の教会内には、壁を囲むようにデンマークの宗教家14人の銅像が並んでいます。その中には、宗教家で農村の子弟に民主主義教育を施した国民高等学校を始めたグルンドヴィや、哲学者のソーレン・キルケゴーもいます。

また、円形の壁面には、ヨハネの福音書17章3節の言葉、「永遠の命とは、唯一の、まことの神でいますあなたと、また、あなたがつかわされたイエス・キリストとを知ることであります」がデンマーク語で書かれています。

壁面にはパイプオルガンもあり、日曜日や祝日の10時半から行われるミサや様々な行事で使われています。

また、行事のない土曜日と日曜日の13時からは教会の方と共に、ドームに上ることも出来ます。定員10目なので、早めに集まって下さい。

この協会はドーム型なので音がとても響きます。その為、祈りを捧げる方の邪魔にならないよう、ガイドもおしゃべりもしてはいけないことになっています。しかし写真を撮ることは自由ですので、記念撮影も可能です。ドームの内部の美しい装飾を是非カメラに収めて下さい。

住所

Frederiksgade 4

1265 København K

ホームページ

https://www.marmorkirken.dk/

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