デンマークの新名所コペンヒルで、サステイナブルなデンマーク観光

写真出典：VisitDenmark / Astrid Maria Rasmussen

北欧デンマーク通信

デンマークの教育や生活、働き方、制度やデンマーク人の考え方について

こんにちは！デンマーク公認ライセンスガイド・通訳・コーディネーターのウィンザー庸子です。

北欧デンマークで私が見聞きすること、感じることをお話しています。

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デンマークの人口は約580万人で、これは兵庫県の人口規模とほぼ同じとなっています。ちなみに、コペンハーゲン市の人口は市内が約65万人、市外の住宅地なども入れたコペンハーゲン圏では約130万人で、これは神戸市の人口規模に匹敵します。国土の大きさは九州くらいです。

我が家には、デンマーク人の主人、デンマーク人でもあり日本人でもある、中学校1年生と、4年生の男子2人と、1歳のちょうどお誕生日の日から保育園に入った3歳の女子1人と、日本人の私がいます。

そこで私たちがデンマークで生活する中で感じる、デンマークの教育や、仕事や、生活や制度、デンマーク人の考え方について、お話したいと思います。

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デンマークの新名所コペンヒルで、サステイナブルなデンマーク観光

デンマークの看板娘人魚姫の対岸に見える、屋根が斜めで左右非対称の建物は、2019年にオープンしたデンマークの新名所、コペンヒルです。設計した建築家は、デンマークで今大変勢いのある建築事務所BIGでした。

コペンヒルは、山がないデンマーク唯一の人口スキー場であり、スキーをしなくても楽しめる、都会でできるハイキングエリアでもあり、更には85メートルのロッククライミング場でもあります。

エキサイティングで革新的な体験ができる場所なのです。

しかし、単にお洒落でアクティブな場所というだけではありません。コペンヒルは、なんと、アマー・リソース・センターARCという2017年より稼働するゴミ処理場の上に建設されており、ゴミ処理を燃やす過程で発生した熱をエネルギー源としている、持続可能な社会を創る為に、ゴミをエネルギーに変える、サステイナブルな施設でもあります。

多くのゴミ処理場の建設と異なり、この施設の建設は、周辺市民に歓迎されました。

コペンハーゲンは、2030年に、世界で最初に二酸化炭素の排出をネットでゼロにすることを目標にしています。コペンヒルには巨大な煙突があり、コペンハーゲン市民が250キログラムの二酸化炭素を大気中に排出するたびに、実際には水蒸気からなる白い煙の輪を放って、市民に警告を発しています。

コペンヒルには自分のスキーやスノーボードを持ち込むことも出来ますし、また、用具をレンタルすることも出来ます。カフェやバーも併設されており、スキーの後には一休みすることも出来ます。

コペンヒルの住所はこちらです。

Vindmøllevej 6

2300 København S

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2003年からデンマークに在住の公認ライセンスガイド・通訳・コーディネーター＆主婦で３人の母親の、

ウィンザー庸子がお伝えします。