コペンハーゲンがサステイナブルな都市開発の先駆者である理由

北欧デンマーク通信

デンマークの教育や生活、働き方、制度やデンマーク人の考え方について

こんにちは！デンマーク公認ライセンスガイド・通訳・コーディネーターのウィンザー庸子です。

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デンマークの人口は約580万人で、これは兵庫県の人口規模とほぼ同じとなっています。ちなみに、コペンハーゲン市の人口は市内が約65万人、市外の住宅地なども入れたコペンハーゲン圏では約130万人で、これは神戸市の人口規模に匹敵します。国土の大きさは九州くらいです。

我が家には、デンマーク人の主人、デンマーク人でもあり日本人でもある、中学校1年生と、4年生の男子2人と、1歳のちょうどお誕生日の日から保育園に入った3歳の女子1人と、日本人の私がいます。

そこで私たちがデンマークで生活する中で感じる、デンマークの教育や、仕事や、生活や制度、デンマーク人の考え方について、お話したいと思います。

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コペンハーゲンがサステイナブルな都市開発の先駆者である理由

水、光、緑地、そして革新的な思考が、コペンハーゲンの建築物と、生活の質の高さと両立するサステイナブルなアクションの、重要な要素となっています。

コペンハーゲンのどこでも自転車がはびこっていること、夏の間人々が清潔な運河プールで泳いでいること、更にデンマーク人が世界で最も幸せな人々の指標で常に上位を占めていることは、単なる偶然ではありません。

新しい自転車専用道路、都市にある公園、新たに開発される住宅地、誰もが利用できるように設計された公共の場など、そのどれもにおいて、コペンハーゲンは、そこで生活する人のニーズを満たし、将来の環境の保持する為、サステイナブルな都市開発を常に進め、その先頭を走ってきました。

その例を幾つか挙げます。

1．ノーハウン地区―海に囲まれた、サステイナブルな新しい住宅地

近年コペンハーゲンがサステイナブルな巨大プロジェクトとして開発したのが、新しい住宅地であるノーハウン地区です。

ノーハウン地区の都市開発は、建築物、インフラ整備、エネルギー効率、住民のニーズにおいてサステイナビリティ―に焦点を当てた、北欧で最大且つ最も野心的なサステイナビリティ―のプロジェクトでした。

2．ウスタブロ地区のサンクト・ケルズ・スクエア Skt Kjelds torv

この広場の周りには、緑地化された通り、野生種の花々が咲き乱れる庭があり、嵐の際には強い雨を海に流します。この界隈は、コペンハーゲンの都市計画が、気候変動に対する解決法と、地元住民がくつろげる場所を創ることを融合させることが、重要な要であることの好例となっています。

3．世界初、そして最良の自転車シティー

コペンハーゲンでの生活には自転車が欠かせませんが、それは単に自転車に乗るのが便利で楽しいからというだけではありません。コペンハーゲンが世界一自転車を使いやすい都市に何度も選ばれているのは、論理的で意志的な選択だったのです。1960年より、コペンハーゲンの市内の移動の中心に据えられてきたのは、自転車でした。自転車は素早く、安全に、そして健康的に目的地に移動する最良の手段であるからです。

現在では、コペンハーゲン市民の半数が職場や学校に自転車で通っています。

観光客の方も、市内中心部のあちこちに充電スタンドが設置されている電動自転車をレンタルして、地元民と同じように自転車で移動できます。

4．世界で最もサステイナブルな建築プロジェクト

空港のそばのウアステド地区Ørestadのこの25年に渡る開発は、世界で最もサステイナブルな都市開発として知られています。

この地区にある、UN17ヴィレッジは、400世帯を有する建物の建築プロジェクトで、国連のサステイナブルな開発ゴールthe SDGsの17項目を全て物理的に実現する、世界初の建築プロジェクトでした。

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北欧の福祉や環境政策、さらには心地良いを意味するヒュッゲで知られるデンマーク。

国民みな共働きでワークライフバランス重視の考え方、生き方の、実際どうなの？を、

2003年からデンマークに在住の公認ライセンスガイド・通訳・コーディネーター＆主婦で３人の母親の、

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